移動式試験室の製造販売

重金属 簡易分析を現場で行えるオンサイト対応の試験室

開発背景

工事現場などで発生した汚染土壌(重金属含有土壌)について、現地で浄化処理を行うケースがあります。
浄化処理を行った土壌(浄化土)は、重金属の公定法による溶出量分析で、基準値の超過がないことを確認した後に、現地でストックした浄化土の場外への搬出、あるいは現地での再利用が可能となります。 ただし、公定法での溶出量分析に約2週間を要するため、その間、浄化処理工程が設計通り稼働しているか、確認出来ない状況が続き、浄化処理工程を管理する上で問題となります。
弊社では、この問題に対応するため、公定法と同等の精度を有し、かつ短時間で溶出量分析が行える簡易試験方法を開発しました。この簡易試験方法による溶出量分析を随時行うことで、浄化処理工程の維持、 管理が可能となります。 2018年、弊社では簡易試験方法の試験室を、現地での浄化処理施設に併設し、公定法と併せて溶出量分析を行いました。 また、この現地での経験をもとに、簡易試験が可能な溶出試験を行える移動式試験室を設計、製作しました。 弊社と同じ課題を抱えている企業様に、作業のノウハウの提供と併せて簡易試験に対応した移動式試験室の導入をご提案させて頂きます。

MERIT

導入した場合のメリット

移動式 試験室は、汚染土壌 浄化処理プラントの工程管理(品質管理)のツールとしてご活用いただけます。
また、基準値を超過する処理土の流出防止と浄化処理プラントの維持管理という観点で、リスク管理を徹底することが可能となります。

移動式試験室を導入した場合の流れ

FEATURES

特長

最短3時間で溶出量検査が可能

汚染土壌の処理後、最短3時間で溶出量の検査結果を確認することができるため、状況をリアルタイムに把握することが可能です。

車両に積載し運搬が可能な
コンパクトサイズ※1)

車に積み移動ができるコンパクトサイズの移動式 試験室のため、現場にすぐ導入が可能です。

※1)床面積9.94〜12.54㎡のユニットハウスに対応可能

現場で培った経験を反映した
効率的なレイアウト

現場での経験をもとに、自社で設計・製作を行っているため、試験を行うにあたって効率的で機能的なレイアウトを実現しました。

排気設備で実験者の安全を確保

土壌の乾燥、解砕、ふるい掛けで発生する粉塵を室外に排出し、快適な試験環境を維持できる吸排気システムを導入しています。

LAYOUT

レイアウト/システム構成

弊社が推奨する溶出試験を行うための機材/備品を全て設置した場合のレイアウトとなります。
ご希望に合わせて機材の追加やレイアウトの変更なども可能です。

レイアウト・システム構成
外寸

幅:2.0~2.3m x 長さ:4.5~5.5m x 高さ:2.5~2.6m

重量

900kg~(ご希望の仕様/内容によって重量が異なります)

AREA & FEE

ご提供可能エリア、価格

日本全国対応

ご希望の仕様/内容によって価格が異なりますので、弊社までお問い合わせください。

CONTACT

汚泥の処理やリサイクルに関するご相談、お見積りのご依頼など、お気軽にお問い合わせください。
お急ぎの場合は、お電話にてお問い合わせください。

022-792-7380 CONTACT